義歯・ブリッジ

欠損した歯を補うために

義歯・ブリッジは、欠損した歯を補うための治療法です。義歯は歯のない箇所を埋める完全な人工歯であり、ブリッジは周囲の歯に支えられた人工歯です。患者の噛み合わせや口腔機能を回復し、美しい笑顔を取り戻す役割を果たします。

義歯・ブリッジの流れ

  • 噛み合せの診査診断
  • 仮歯を口腔内に装着した上で患者さまに形態の確認をして頂きます。
  • 数ヶ月仮歯を使用していただき問題が無い場合、最終的な冠の材質を選択して頂きます。
  • 試作されたブリッジ、義歯を試着。
  • 完成したブリッジ、義歯をお口に装着と噛み合わせの調整
  • 後日、噛み合わせの微調整

治療期間・回数

治療期間
2〜6ヶ月
治療回数
3〜7回

費用

ブリッジ(ジルコニア)の場合
93,500円〜(税込) ×3本〜

必ずご確認ください

(主なリスク・副作用)
  • 歯の無い所の前後の歯が健全な状態でも削る事になる。
  • 従来必要な歯の本数よりも少ない歯の本数で従来の本数を補うので力学的な不安は払拭できない。
  • インプラント治療を避ける事は出来ても仕上がりに満足いかない場合は、歯肉の移植等の歯周外科治療が必要な場合がある。
  • 症状によって期間、回数、費用は変動します。

よくあるご質問

  • 義歯・ブリッジ
    レジン床義歯の特徴を教えてください。

    レジン床義歯とは、入れ歯の床部分がレジン(合成樹脂)で作製された入れ歯です。

    1. 保険適用のため、安価で作製することが可能です
    2. 厚みがあり、装着時に違和感があります。
    3. 飲食物の熱が伝わりづらく、耐久性があまり強くありません。

  • 義歯・ブリッジ
    金属床義歯の特徴を教えてください。

    金属床義歯とは、入れ歯の床部分が金属で作製された入れ歯です。

    1. 保険適用外の入れ歯です。
    2. 素材を薄くすることができるため、異物感が軽減されます。
    3. 熱を伝えやすく、食事の温かさや冷たさを感じることができます。
    4. チタンで作製された金属床義歯は非常に軽量で、金属アレルギーの心配もありません。

  • 義歯・ブリッジ
    ノンクラスプデンチャーの特徴を教えてください。

    ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネを使用しない部分入れ歯です。通常の部分入れ歯と比べて、審美性と機能性に優れています。

    1. 弾力性が高く薄い素材のため、快適に装着できます。
    2. 装着したときは入れ歯の色調が周囲と同化しているため、目立ちにくいメリットがあります。
    3. 金属のバネを使用しない入れ歯のため、金属アレルギーの心配もありません。

  • 義歯・ブリッジ
    ブリッジ治療について教えてください。

    入れ歯のほかに、失った歯の機能を回復する治療法として「ブリッジ治療」があります。ブリッジとは、失った歯の左右に生えている健康な歯を支えにして、橋をかけるように人工の歯を入れる治療法です。 支えとなる歯が必要なため、すべての歯を失った方には適用できません。

     

    1. 入れ歯と比べると割高ですが、保険を適用しての治療が可能です。
    2. 金属のバネがないため、装着の際に入れ歯よりも異物感が軽減され、見た目も自然です。
    3. 入れ歯よりもしっかりと噛むことができます。
    4. ブリッジを入れるために両隣の歯を削ります。また、支えとなる歯には継続的に負担がかかるため、健康な歯の寿命を縮めてしまいます。

  • 義歯・ブリッジ
    コンフォート加工の入れ歯の特徴を教えてください。

    コンフォートとは、入れ歯の肌に当たる部分を、生体用シリコーンと呼ばれるクッション材で覆った入れ歯です。コンフォートの入れ歯は、従来のものと比べてクッション性と密閉性が大幅に改善され、装着時の「痛い」「噛めない」「はずれやすい」といった欠点を補います。新しく作ることも、現在使用されている入れ歯に加工することも可能です。